エコバンド導入のポイント
- 背景
- コスト面
- パレットの積み込みには現状ではストレッチフィルム(以下ラップとします。)を使用しているのが現状ですしかし、ラップの1パレット当りのコストと、エコバンドのコストを比較してみて下さい。使い捨てとなる消耗品に毎月多額の費用がかかっているのが現状です。また、廃棄するにも購入価格の4割〜5割のコストがかかっており、その廃棄コストは今後も上昇すると思われます。
- 環境面
- ラップはその性質上、一回の使用で廃棄するしかなく、使用後はゴミとなってしまいます。廃棄するにしても地中に埋めるしかなく、また、ISO14001など、環境経営の観点からもラップの使用が敬遠されることも事実です。
- 安全衛生面
- ラップはそれ自体やく3kgあり、作業も中腰姿勢となることから、腰痛の要因となっています。また、数回パレットの周りを回ることから目が回り、気持ちが悪くなることもあります。エコバンドは楽な姿勢で作業ができ、パレット1周で作業ができるため安全衛生面(労務管理面)でも有用です。
- 会社としての社会的責任
- 「あふれるゴミをどう対処するのか」20世紀は大量生産、大量消費、大量廃棄の時代でしたが、21世紀は大量廃棄が許される時代ではありません。
環境経営の面からも、会社としての社会的責任からも、排出されるゴミをなくすことが求められてきています。
- 導入の上で検討すべき点
- 管理の問題
- エコバンドはラップと違い繰り返し使うため、回収と管理が必要です。使用本数により管理の方法が幾通りかあります。詳細については御相談ください。
- 荷姿への対応
- ラップは柔軟性が高く多様な荷姿に対応できますが、エコバンドは荷姿によって補助具や、改良が必要な場合があります。実運用にあたってはその前にテスト運用を行いご確認下さい。
- 汚れ・埃について
- エコバンドは繰り返し使うため、長期間使用していると汚れが気になる場合があります。洗濯はできますが、アルミの芯棒を使っているので普通の洗濯機では洗濯できません。洗浄方法については資料がありますので別途御相談ください。
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